アメーバ赤痢はどんな症状？感染経路や治療薬も解説します

アメーバ赤痢とは

アメーバ赤痢とは、「赤痢アメーバ」という寄生虫によって起こる病気です。
赤痢アメーバは大腸に寄生しており、それを体内へ取り入れることで発症します。
日本では、口を使った性行為によって感染することが多い病気です。

このページでは、アメーバ赤痢の症状や治療薬を紹介します。
口を使用して性行為する頻度が高い方は、症状や感染経路をよく理解しておきましょう。

アメーバ赤痢は、感染部位によって症状や名称が異なります。
1つは大腸に感染する「腸管病変」、もう1つは大腸以外に感染する「腸管外病変」です。
詳細は次の項目で説明します。

腸管病変とは、赤痢アメーバが大腸に感染する病気です。
以下のような症状が出ます。

・いちごゼリーのような便（粘血便）
・便が出ないのに何度も便意をもよおす
・下腹部痛
・下痢
・便秘

腸管病変の特徴的な症状は、いちごゼリーのような赤い便がでることです。
これらの症状は、数日から数週間の間隔で軽くなったり悪化したりすることがあります。
ただし、人によっては上記のような症状が全くでない人も多いとされています。

腸管外病変は、大腸以外の臓器に感染して起こる病気です。
感染する部位は様々ですが、肝臓に感染することが多いとされています。
肝臓に感染した場合の症状は以下の通りです。

・高熱
・発汗
・倦怠感
・吐き気
・嘔吐
・体重減少
・上腹部痛

主な症状は発熱で、粘血便のような腸管病変の症状が出ることはありません。

アメーバ赤痢の感染ルートは、性行為によるものと飲食物によるものの2つがあります。
詳細は以下の通りです。

・性行為
赤痢アメーバが付着している肛門を舐める、または肛門に触れた手で口に触れることで感染します。

・飲食物
開発途上国などの衛生環境の悪い場所で、赤痢アメーバに汚染されたものを摂取することで感染します。
日本で飲食物からの感染が起こることは少なく、途上国からの帰国者に感染者が多いとされています。

アメーバ赤痢の治療薬は、基本的に病院へ行かなければ入手できません。
しかし、個人輸入という方法であれば、通販のように手軽に薬が入手できます。
次の項目では、通販で入手できる治療薬を紹介します。

ファシジンは、ファイザー社が開発した薬です。
アメーバ赤痢だけでなく、トリコモナスの治療薬としても知られています。
1回2000mgを服用するだけで良く、手軽に服用できる薬です。
なお、女性で妊娠初期（3ヶ月以内）の方は、フラジールの使用を禁止されています。

ファシジンを通販で購入する際の価格は、以下の通りです。

1箱100錠入り（1錠500mg）：約4,600円～4,700円

フラジールは、塩野義製薬株式会社が開発した薬です。
アメーバ赤痢だけでなく、トリコモナスにも効果があります。
服用方法は、1日に500mgを3回服用し、それを10日間続けるというものです。
なお、女性で妊娠初期（3ヶ月以内）の方は、フラジールの使用を禁止されています。

フラジールは日本製の薬のため、通販では購入できません。
ここでは、フラジールと同じ効果がある薬の価格を紹介します。

1箱20錠入り（1錠500mg）：約2,250円

アメーバ赤痢は、口から寄生虫を取り込むことで感染する病気です。
いちごゼリーのような便が出ることが特徴的ですが、症状が出ない場合もあります。
男性同性愛者など、口を使用する性行為をする方は感染率が高いため注意が必要です。

アメーバ赤痢は、薬を服用することで治療する病気です。
その治療薬は、基本的に病院へ行かなければ入手できません。
しかし、なかには「病院へ行きたくない」「誰にも知られたくない」という方もいるでしょう。

そんな方には、個人輸入という海外から輸入する方法がおすすめです。
輸入を代行してくれるサイトを利用すれば、通販のように手軽に薬を入手できます。

面倒だからと放置せず、自分に適した方法で早期治療に努めましょう。