男性に多い淋病とは?症状や治療薬を詳しく解説します
淋病とは
淋病とは、「淋菌」という病原菌に感染して起こる病気です。
特に男性の感染者が多く、尿道に感染した場合は強い痛みが出ることがあります。
ここでは、淋病の症状や感染経路、治療薬を紹介します。
「もしかして淋病かも…」と不安に思う方は、ぜひ参考にしてください。
淋病の感染と発症まで
淋病の感染ルート
淋病は、粘膜同士が触れることで感染します。
感染ルートは以下の通りです。
・性行為(セックス、アナルセックス、オーラルセックス)
・ディープキス
・母親から子どもへ感染
主な感染ルートは性行為で、性器・直腸・のどへ感染します。
軽いキスや使いまわし程度では感染しないとされていますが、可能性は0ではありません。
また、妊娠中に感染している場合、出産時子どもへ感染させてしまう場合があります。
淋病は感染してから発症するまで
淋菌に感染して2日~7日ほど経つと、以下のような症状が出ます。
■男性
・排尿時の強い痛み
・白、または黄色の粘り気のある膿(うみ)が出る
・尿道の違和感、かゆみ
・精巣の上部の腫れ
■女性
・おりものの増加
・不正出血
・下腹部の痛み
・性交時の痛み
男性の場合、排尿時に強い痛みを感じることが多いとされています。
一方で、このような症状がまったく出ない場合もあります。
女性の場合はほとんどが無症状のため、感染に気づかずそのまま放置していることが多いです。
また、男女共通でのどに感染した場合は以下のような症状が出ます。
・のどの腫れ、痛み
・せき
・発熱
のどの症状が出るのはまれのため、知らぬ間に感染を広げてしまう可能性があります。
仮に症状が出たとしても、どの症状も風邪と似ているため、感染に気づくことは難しいでしょう。
淋病は放置すると
淋病を放置すると、以下のような症状に悪化する可能性があります。
■男性
・前立腺炎
・精巣上体炎(精巣が痛み赤く腫れる)
など
■女性
・卵管炎
・骨盤内炎症性疾患
・不妊
など
女性の場合、放置することで不妊症になってしまう可能性があります。
また、妊娠している方が感染した場合、流産や早産の原因になることもあります。
淋病の治療薬
淋病は、点滴や注射、もしくは薬を服用して治療します。
点滴や注射は病院に行かなければ打ってもらえません。
また、薬も基本的には病院へ行かなければ入手できません。
ただし、「恥ずかしい」「誰にも知られたくない」などの理由で病院を避けたい方も多いでしょう。
そんな方には、個人輸入による通販での入手がおすすめです。
個人輸入とは、海外から薬を輸入する方法です。
輸入を代行してくれるサイトを利用すれば、通常の通販のように手軽に入手できます。
ここでは、淋病の治療薬を7種類紹介します。
それぞれの特徴や価格を見比べて、購入する際の参考にしてください。
ジスロマック(アジスロマイシン)
ジスロマックは、ファイザー社が開発した薬です。
主成分にアジスロマイシンを含んでおり、クラミジアの治療にも使用されています。
ジスロマックは、1度服用すれば効果が1週間持続します。
毎日服用しなければならない他の治療薬と違い、飲みやすい薬です。
ジスロマックの通販価格は以下の通りです。
・1箱6錠入り(250mg):約3,000円
・1箱3錠入り(500mg):約3,000~4,000円
クラビット(レボフロキサシン)
クラビットは、第一三共株式会社が開発した薬です。
主成分はレボフロキサシンで、クラミジアの治療薬としても知られています。
クラビットは、日本製の薬のため通販では購入できません。
クラビットと同じ効果を持つジェネリック医薬品は、およそ以下の価格で販売されています。
・1箱100錠入り(1錠250mg):約3,000円
・1箱10錠入り(1錠250mg):約1,000円
・1箱10錠入り(1錠500mg):約1,500円~1,800円
ミノマイシン(ミノサイクリン)
ミノマイシンは、ファイザー社が開発した薬です。
主成分はミノサイクリンで、クラミジアにも効果があります。
ミノマイシンを妊娠中や高齢の方が使用すると、体に悪影響が出やすいため注意が必要です。
ミノマイシンの通販価格は以下の通りです。
・1箱4錠入り(1錠100mg):約2,900円
・1箱96錠入り(1錠100mg):約18,000円~20,000円
クラリス(クラリスロマイシン)
クラリスは、大正製薬株式会社が開発した薬です。
主成分はクラリスロマイシンで、クラミジアにも効果があります。
クラリスは比較的副作用が少ないため、安心して使用できるでしょう。
クラリスは日本製の薬のため、通販では購入できません。
ここでは、クラリスのジェネリック薬である「ゾクラー」の価格を紹介します。
・1箱12錠入り(1錠250mg):約2,700円
・1箱8錠入り(1錠500mg):約2,700円~3,000円
シプロキサン(シプロフロキサシン)
シプロキサンは、バイエル社が開発した薬です。
主成分はシプロフロキサシンで、淋病以外にも呼吸器の感染症などに有効です。
また、シプロキサンは比較的副作用が少ないため、安心して使用できます。
シプロキサンを取り扱っている代行サイトは少なく、ここでは「シプロックス」というジェネリック薬の価格を紹介します。
・1箱70錠入り(1錠250mg):約3,150円
・1箱30錠入り(1錠500mg):約2,700円
サワシリン(アモキシシリン)
サワシリンは、LTLファーマ社が開発した薬です。
この薬は古くから使用されており、安全性の高い抗菌薬です。
主成分はアモキシシリンで、淋病だけでなく梅毒にも効果があります。
サワシリンは日本製の薬のため、通販では購入できません。
ここでは、サワシリンのジェネリック薬の価格を紹介します。
・1箱15錠入り(1錠250mg):約1,900円~2,200円
・1箱15錠入り(1錠500mg):約2,700円
ビクシリン(アンピシリン)
ビクシリンはMeiji Seikaファルマ株式会社が開発した薬です。
主成分はアンピシリンで、淋病だけでなく梅毒にも効果があります。
ビクシリンは日本製の薬のため、通販では購入できません。
ここでは、ビクシリンのジェネリック薬の価格を紹介します。
・1箱100錠入り(1錠250mg):約4,800円
・1箱100錠入り(1錠500mg):約6,400円
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まとめ
淋病は、性病の中でも感染者の多い病気です。
なかでも男性の感染者が多く、特に無症状の女性からうつることが多いため、性風俗などでは注意が必要です。
感染後そのまま放置してしまうと、男女ともに症状が悪化してしまいます。
女性の場合は不妊の原因にもなるため、早期発見が重要です。
早期発見のためには、無症状でも検査を受けることをおすすめします。
現在は、病院へ行かずオンラインで検査キットを入手することも可能です。
感染が分かってしまえば、あとは治療に専念するのみ。
病院へ行くことに抵抗がある方も、通販を利用すれば自宅にいながら簡単に治療薬を入手できます。
「症状はないし面倒だから…」などと先送りにせず、まずは検査をしてみましょう。